ケミカルピーリングを進化させたラクトピールとは?
私が作りました。新横浜で TJクリニック で院長をやっている 田島基嗣 と申します。
ラクトピールは、私が美容医療の現場で作った天然の乳酸を使ったピーリング剤です。
今までのケミカルピーリング剤は皮膚の状態を見ながら施術しなければ化学熱傷のリスクがありました。 また終了時に酸を中和する必要があり中和剤の塗布もしなければならなりませんでした。
このラクトピールは塗布して7分程、待ってから水で流すといった簡単な工程だけで中和剤も必要なく安全に施術できます。 施術後すぐにお肌のきめ細かさと肌の引き締めを実感できます。
乳酸には美白作用があります。
そのため皮膚がこすれてできる黒ずみになるところにも使用できます。例えば、ワキの下や鼠径部(粘膜には使用禁止)の黒ずみなどです。
ラクトピールProと様々な施術と組み合わせて用いることが出来ます。
- ダーマペンと共に使用する施術(ニキビ跡肌の凸凹に対しての治療)
- ワキ脱毛後の色素ケア
ラクトピールはケミカルピーリングだけど肌を薄くしない
ケミカルピーリングはフルーツ酸(AHA)と呼ばれる天然の酸性液を皮膚に塗り皮膚を傷つけることなく皮膚の表面の古くなった角質層を薄く分解していく治療法です。
ラクトピールは、皮下に浸透することなく表皮の第一層にしか作用しないため、肌を傷つけることがない。しかし、皮膚の表皮の第一層に対し修復しようとして、皮下の繊維芽細胞に作用し、修復のための「コラーゲン」「エラスチン」「ヒアルロン酸」の増殖を促す作用が考えられる。
そのことにより、皮膚の新陳代謝を促しますので肌のクスミを解消し小シワを目立たなくする。特にニキビは、毛穴がつまりそこに皮脂がたまった状態ですから角質をとりのぞくことを数回繰り返すと、お肌に艶を与えます。
ラクトピールはこんな感じに作用するんじゃないかな?
乳酸を用いたラクトピールを塗布することで皮膚が強酸にさらされます。ところがラクトピールでは強酸性の作用が皮膚の表面のみに限局(ケミカルピーリング剤として特許取得)されます。そのため強酸性の作用は表皮より下層に行くことはありません。酸によるピリピリ感が少しある(施術部位によっては全くない)だけです。
その時の皮膚内の振る舞いは上層部細胞が全部障害を受けたと判断しメッセージ物質がその下層の細胞にコラーゲンの増殖を促すと考えられます。ところが、ラクトピールによる作用は表層だけなので直ぐに修復され生成されたコラーゲンは余ってしまうと考えられます。それによって、まるで成長因子が活性化したかのような肌のキメを整え、肌に張りやツヤを与え、肌を引き締めます。